FP3級の計算問題、解くたびに「あれ…公式なんだっけ?」と焦ってしまいませんか?
私も最初は計算問題が本当に苦手で、数字を見るだけで手が止まっていました。でも実は、FP3級の計算問題には“コツ”があります。
今回は、苦手を武器に変えるための3ステップを初心者向けにわかりやすく解説します。
FP3級の計算問題はコツで解ける!
FP3級の試験勉強をしていると、計算問題の多さにびっくりしますよね。
実は、FP3級の実技試験では計算問題が6〜7割を占めることもあります。
つまり、計算問題を捨ててしまうと合格は遠のく一方。でも逆に言えば、計算問題を攻略できれば合格はグッと近づきます。
「苦手だから…」と避けるのではなく、コツを押さえて練習することで得点源に変えられるのです。
FP3級計算問題のコツ|苦手克服3つのポイント
FP3級の計算問題を武器に変えるために、ここでは3つのステップをご紹介します。
1. 公式は丸暗記せず「意味」で覚える
計算問題が解けない原因の多くは、公式を暗記だけで済ませようとしていることです。
例えば、複利計算。
「この公式で計算する」と覚えるだけでは、本番で数字が変わったときにパニックになります。
【コツ】公式の意味を理解して覚える
✔️ 複利計算=元本×(1+利率)^年数
✔️ 相続税課税価格=課税価格の合計-基礎控除額
このように、「なぜこの公式になるのか?」を理解すると応用がきくようになります。
2. 頻出パターンを攻略する
FP3級の計算問題には、出題されやすいパターンがあります。
特に頻出なのが、
- 金融資産運用(利息計算、債券・株式利回り)
- 不動産(面積・評価額計算)
- タックスプランニング(所得税、課税所得計算)
これらのパターン問題は、過去問を解いていくと「またこの問題か!」と感じることが増えてきます。
【コツ】同じパターン問題は繰り返し出題されると心得る
繰り返し練習することで、初見でも解法がひらめくようになりますよ。
3. 計算過程を丁寧に書く
試験本番で一番怖いのが、ケアレスミスです。
計算式を書かずに暗算で進めると、
- 符号を間違える
- 税率をかけ忘れる
- 計算順序を飛ばす
こうしたミスで正解を逃してしまいます。
【コツ】計算過程を必ず書き出す
見直しもしやすくなり、時間短縮にもつながります。
FP3級計算問題でよくあるミスと解決法
計算問題でよくあるミスと、その解決法をまとめました。
ミスの種類 | 具体例 | 解決法 |
---|---|---|
単位変換ミス | 万円⇔円、年利⇔月利 | 問題文に線を引いて確認する |
税率適用順序ミス | 所得控除の前後計算 | 計算フローを紙にまとめる |
符号ミス | マイナス計算で逆符号 | 計算過程を丁寧に書き出す |
こうしたミスは**「意識して見直す」だけで防げる**ことが多いので、試験直前にこの表を見返すだけでも得点アップにつながります。
FP3級計算問題のコツを活かす勉強法
計算問題が苦手な人ほど、効率よく勉強できる方法を取り入れることが重要です。
問題集と過去問を徹底活用
FP3級の計算問題は、とにかく過去問でパターンを覚えることが王道です。
リソース名 | 特徴 | リンク |
---|---|---|
スタディングFP講座 | スマホで隙間時間に学習可能。解説動画で理解が深まる | |
過去問ドットコム | 無料で過去問演習できる | https://fp3-siken.com/ |
スキマ時間を活用して1問解く習慣をつける
私も通勤電車の中で1問だけ解くことを続けていました。
「1問だけでも毎日やる」
この習慣が、試験直前の自信につながります。
FP3級計算問題が解けるようになると?
計算問題がスラスラ解けるようになると、
- 他分野の学習にも自信がつく
- 模試や過去問で合格点に届く感覚がつかめる
- 本番での焦りがなくなる
つまり、合格率が格段にアップします。
まとめ
FP3級の計算問題は、コツと慣れで必ず得点源に変えられます。
「苦手だから捨てる」ではなく、
今日から1問ずつ取り組むことで、計算問題が“武器”になる日が必ず来ます。
焦らずコツコツ、合格をつかみ取りましょう!