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FP3級 学科と実技の違い|3分でわかる要点解説

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FP3級の学科と実技ってどう違う?

FP3級には「学科」と「実技」の2種類の試験がありますが、「何がどう違うの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
私自身、最初は名前だけでは違いがわからず、申し込み前にかなり調べました。

この記事では【FP3級 学科 実技 違い】について、初心者の方でも3分で理解できるように要点をまとめました。
出題範囲・試験形式・合格基準・難易度の違いを知って、安心して受験準備を進めていきましょう。


目次

【結論】FP3級 学科と実技の違いとは?

まずはFP3級の学科と実技がどう違うのか、結論からシンプルに押さえておきましょう。

結論から言うと、FP3級の学科と実技は出題内容と形式が異なる別々の試験です。

  • 学科試験: FPの知識が身についているかを確認する試験
  • 実技試験: FPの知識を実際のケースでどう活かせるかを問う試験

そして、どちらか一方だけ合格しても資格は取得できません。両方合格して初めてFP3級合格となります。


FP3級 学科試験とは?

ここでは、FP3級の学科試験がどんな内容なのか、出題形式や範囲、試験時間など基本情報をまとめます。

出題形式と内容

学科試験は、FPの基礎知識を幅広く問う内容です。

  • 形式: マークシート(四択)
    • ○×問題30問
    • 三択問題30問
  • 問題数: 合計60問
  • 出題範囲: FP6分野全体から満遍なく出題されます。
FP3級 学科試験の出題分野内容例
ライフプランニング社会保険、年金の仕組み
リスク管理生命保険、損害保険の種類
金融資産運用株式・投資信託・債券など
タックスプランニング所得税、控除制度
不動産登記、売買、賃貸借
相続・事業承継相続税、遺産分割

試験時間と合格基準

  • 試験時間: 120分
  • 合格基準: 60%以上(60問中36問以上正解)

FP3級 実技試験とは?

次に、実技試験について解説します。学科と違い、試験機関ごとに形式や特徴が異なるため注意が必要です。

出題形式と内容

実技試験は「実際の相談業務でどう知識を活かせるか?」を問う試験です。

ただし注意点があります。FP3級の実技試験は、試験機関によって形式が異なるのです。


FP協会 vs きんざい 比較表

項目FP協会きんざい
試験形式三択マークシート記述式中心
問題数20問約15問
難易度やや易しいやや難しい
対象者初心者向け金融業界志望者向け

FP協会(日本FP協会)の場合

  • 形式: 三択マークシート式
  • 試験科目: 資産設計提案業務
  • 問題数: 20問

FP協会の実技は、与えられたケーススタディをもとに、最適な提案を選ぶ問題が中心です。
マークシートなので初心者にも取り組みやすい印象があります。


きんざい(金融財政事情研究会)の場合

  • 形式: 記述式中心
  • 試験科目: 個人資産相談業務 などから選択
  • 問題数: 15問程度

きんざいの実技は記述式が多く、計算過程や答えを書かせる問題が出題されます。
金融機関に勤めている人が多く受験する印象ですが、もちろん一般受験も可能です。


試験時間と合格基準

  • 試験時間: 60分
  • 合格基準: 60%以上

学科と実技の出題範囲の違い

ここでは、学科と実技で問われる範囲の違いを整理します。

学科試験はFP6分野すべてからバランスよく出題され、各分野の基礎知識を個別に問う形式です。

一方、実技試験は実際の相談ケースに基づき、複数分野を横断した応用的な問題が中心となります。

例えばFP協会の「資産設計提案業務」では、保険・税金・資産運用・不動産・相続と幅広い分野が出題されるものの、学科よりもケースに沿った応用問題が中心です。

きんざいの場合も同様ですが、計算問題が多い印象があります。


FP3級 学科と実技 どちらが難しい?

受験する上で気になるのが「学科と実技、どちらが難しいのか」という点ですよね。

実際に調べてみると、多くの人が

  • 学科: 用語暗記が中心なので対策しやすい
  • 実技: ケーススタディや計算問題があり難易度が高いと感じる

と答えています。

私自身も問題集を見てみましたが、学科は暗記と過去問演習で何とかなりそうな反面、実技は「これ、ちゃんと勉強しないと無理だな…」と思いました。


FP3級 学科と実技 両方合格するコツ

最後に、学科と実技の両方に合格するためのポイントをまとめます。

学科対策

  • 教科書を読むだけでなく、過去問を繰り返し解いて用語を定着させること。
    FP3級の学科はパターン問題が多いため、慣れれば得点源にできます。

実技対策

  • 計算問題の解法パターンを覚えること。
    公式を暗記するだけでなく、どの公式をいつ使うかを理解するのが重要です。

おすすめ学習法

私が検討しているのは、スタディングなどの通信講座を活用することです。

  • スマホでスキマ時間に動画学習
  • 過去問演習もアプリ上でできる
    → 忙しい社会人や主婦にとって効率的だと感じました。

よくある質問(FAQ)

最後によくある疑問にお答えします。

FP3級 実技はFP協会ときんざいどちらがおすすめ?

FP協会

  • 三択マークシート式で初心者にも取り組みやすい
  • 試験後の結果通知が早い

きんざい

  • 記述式が多く難易度はやや高め
  • 金融機関就職・転職時に評価されることが多い

どちらを選ぶかは、自分の目的に合わせて決めると良いでしょう。


まとめ|FP3級 学科と実技の違いを理解して合格へ

最後に今回の内容を簡単に振り返ります。

FP3級の学科試験は知識確認、実技試験は応用力確認という位置づけです。
両方をしっかり対策することで、合格は確実に近づきます。

私自身も、これから実際に問題集を解きながらこの記事でまとめたポイントを身につけ、FP3級合格を目指していきます。
一緒に頑張りましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして!
40代から「さすがにそろそろ資格ぐらい持ってないとマズいな…」と思い、
勉強を始めた普通の会社員です。

実は、今さら周りの人に「資格の勉強を始めた」なんて言うのもちょっと気恥ずかしくて、
こっそりこのブログを始めました(笑)

なぜ最初にFPを選んだかというと、
これから先、給与所得だけで生きていくのは厳しいかもしれないと感じたからです。

将来が不安で、「投資を始めたほうがいいのかな…」とも思ったのですが、
正直、**NISA?iDeCo?なにそれ?**というレベルで、何から手をつけていいかすらわかりませんでした。

それなら、お金についてちゃんと基礎から学び直そうと思って調べていたところ、
出会ったのが「FP(ファイナンシャル・プランナー)」という資格でした。

資産運用だけでなく、保険・税金・年金・ライフプランなど、
お金に関する幅広い知識が学べると知って、「これは一石二鳥かも!」と思い、勉強を始めることにしました。

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