資格の勉強を始めたはいいものの、
「平日は時間が取れない」「つい後回しにしてしまう」――こんな悩み、ありませんか?
特に40代にもなると、仕事や家庭で自由な時間は限られています。
それでも、資格取得という目標に向かって前進するには、
無理なく、でも確実に続ける仕組みが欠かせません。
この記事では、私自身がFP3級の学習を通して実践してきた
「資格勉強を習慣化するための5つのコツ」をご紹介します。
資格勉強を続けるための5つのコツ
1. 「2分だけやってみる」で先延ばしを撃退
やる気が出るまで待っていたら、いつまでも始められません。
だから私は、とにかく**「2分だけやってみる」**ことを意識しています。
これは心理学で言う「オヴシアンキーナー効果」にもとづいた習慣術。
一度始めてしまうと「せっかく始めたから終わらせたい」という気持ちが働き、
気がつけば10分、20分と集中していた――そんな日が何度もあります。
2. 「見える化」で進捗を実感しよう
勉強を続けるには、自分の成長を実感することが大切です。
私の場合は、
- スマホアプリで学習時間を記録
- テキストにチェックマークをつけて進捗を可視化
- 問題集の得点率を表計算ソフトでグラフ化
「今どれだけ進んでいるか」が見えると達成感につながり、
モチベーションの維持にも役立ちます。
3. 「思い出す」ことが記憶定着に効く
ただ読む・解くだけでは、なかなか記憶に残りません。
そこで有効なのが、「時間を空けて思い出す」という想起学習です。
たとえば、
- 通勤中に昨日の内容を頭の中でクイズ形式で復習
- 寝る前に1日の学習内容をざっと振り返る
- 週末に「何が身についたか?」をノートで確認
このように記憶を引き出す作業を繰り返すことで、記憶の定着率は格段に高まります。
4. 「時間帯」より「タイミング」を意識する
朝型がいい、夜型がいい――そういう意見もありますが、
大切なのは「どの時間帯にやるか」ではなく、**「自分にとって自然なタイミングでやる」**ことです。
たとえば、
- 通勤前の10分間
- 帰宅後、食後のリラックスタイム
- 休日の朝食前
など、日常のルーティンの中に**勉強の「定位置」**を作っておくことで、
無理なく続けられる習慣に変わっていきます。
5. 「毎日じゃなくてもいい」で気が楽になる
最初の頃は「毎日やらなきゃ」と思っていましたが、
途中で**「週4〜5日できていれば十分」**と考えるようになりました。
できない日があっても気にしない。自分を責めない。翌日に戻ってくればいい。
そう思えるようになってから、継続のハードルが一気に下がりました。
「完璧を目指すより、やめないこと」。これが最大のコツです。
習慣化の最大の敵は「完璧主義」
完璧にやろうとすると、1日休んだだけで自己嫌悪に陥ってしまいます。
でも実際のところ、1日サボっても何の問題もありません。
大事なのは「やめないこと」「戻ってくること」。
学習が続かない最大の理由は、できなかった日の自分を責めてモチベーションを失ってしまうことです。
だからこそ、自分に優しく、続ける工夫を取り入れることが習慣化成功の鍵になります。
FP3級の勉強を習慣にすれば合格は見えてくる
今、私はFP3級の勉強を独学で進めていますが、
今回紹介した5つのコツがなければ、きっと挫折していたと思います。
毎日でなくても、週3日、1日30分でも構いません。
続けるための仕組みを作れば、前に進むことはできます。
資格勉強は根性ではなく、仕組みと工夫で乗り越えるものです。
FP3級 勉強 習慣化のまとめ
FP3級の勉強は、忙しい社会人でも習慣化の工夫次第で継続可能です。
この記事で紹介した5つのコツ――
- 「2分だけやる」ことで先延ばしを防ぐ
- 進捗の「見える化」でやる気アップ
- 「思い出す」ことで記憶を定着
- 自分の生活に合った「タイミング」を選ぶ
- 「毎日じゃなくてもいい」と考えて気を楽にする
これらを取り入れれば、無理なく勉強を続ける習慣が身についていきます。
まずは今日、2分だけやってみませんか?