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1日10分でも記憶に残る!効率的な暗記方法「分散学習」とは?

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1日10分記憶に残る分散学習

「1日10分だけ、勉強時間を作れますか?」

実はその短時間でも、何度か繰り返して学習することで、記憶がしっかり定着することがわかっています。
これが、「分散学習」と呼ばれる暗記法です。

暗記が苦手な人でも無理なく続けられるのが特長で、忙しい社会人や学生にもぴったり。

この記事では、分散学習を使った効果的な暗記のやり方、一夜漬けとの違い、
さらに記憶定着率を高める「テスト式学習」との組み合わせも紹介します。

今日から使える学習ヒントが満載です。


目次

【結論】分散学習を使った暗記法は“忘れにくさ”を積み重ねる学習スタイル

短時間の学習でも、繰り返すことで記憶は定着します。
これこそが分散学習の本質です。

「一気に覚えてもすぐ忘れてしまう」――そんな一夜漬け型の限界に対し、
分散学習は、記憶の保持力を徐々に強くするアプローチなのです。

1日10~20分でも、数日に分けて繰り返すことで、長期記憶として自然に残るようになります。


分散学習とは?【暗記法の基本】

分散学習とは、そもそもどんな学習法なのか?
まずは基本の仕組みと効果を知ることで、活用イメージがつかめます。

分散学習はなぜ効果的?-繰り返すことで記憶は強くなる!

分散学習(spaced repetition:間隔反復法)とは、覚える内容を複数回に分け、間隔をあけて復習する学習法です。

心理学者エビングハウスの忘却曲線実験では、一度覚えた情報は急速に忘れられることがわかっています。
しかし、忘れかけた頃に復習することで、記憶の定着率が劇的にアップするのです。

例えば6時間一気に勉強するよりも、1日1時間を6日に分けたほうが圧倒的に記憶に残ります。
忙しい人ほど、この方法で無理なく覚えられるのが魅力です。


集中学習(一夜漬け)との違い

一夜漬けも試験直前には効果的ですが、数日後には忘れてしまうことがほとんどです。

以下に、学習心理学的な位置づけをまとめました。

学習法特徴向いている目的
一夜漬け(集中学習)短期間で一気に情報を記憶する。
直後のテストでは得点しやすいが、忘れるのも早い。
試験で一時的に得点するだけの目的。
分散学習復習間隔をあけることで記憶が長期定着する。
忘却曲線の谷を埋める学習法。
資格取得後に実務で活かす知識、
長期記憶として残したい内容。

試験に受かるだけなら一夜漬けでもOK。
でも、合格後に仕事で活かしたり、他資格に応用するには、分散学習で知識を長期記憶に変えることが不可欠です。


分散学習での暗記方法|具体的ステップ

ここからは、分散学習を実際にどう取り入れるか、具体的な方法を解説します。
忙しい人でも今日から実践できる内容です。

ステップ① 覚える内容を小分けにする

最初から大量の情報を詰め込むと挫折しやすく、記憶にも残りません。

ポイント

  • テーマごとに細かく分ける
  • 1回で覚える量は「これなら覚えられそう」と思える範囲にする

例えばFP3級の金融資産運用なら、今日は株式投資のメリットだけ、明日はデメリットだけ…というように。
忙しい日でも無理なく学べる分量に調整することがコツです。


ステップ② 1日10~20分で複数回復習

「1時間も勉強する時間がない…」
そんな人でも大丈夫。

スキマ時間活用例

  • 通勤電車で5分復習
  • お昼休みに5分確認
  • 帰宅後10分復習

1日10分でも複数回復習することで、記憶は確実に強くなります。


ステップ③ 復習間隔を広げるコツ

最初は復習間隔を短くし、徐々に伸ばしていくと記憶が安定します。

以下に具体的な復習スケジュール例を表でまとめました。

復習回数タイミング例
1回目学習当日
2回目1日後
3回目3日後
4回目7日後
5回目14日後

忙しい人でも、スマホのリマインダーやアプリで管理すれば簡単に続けられます。


分散学習とテスト式学習を組み合わせると最強

分散学習だけでも効果的ですが、テスト式学習を組み合わせると記憶定着率はさらにアップします。
この最強コンビの理由とやり方を見ていきましょう。

テスト式学習とは?

テスト式学習は、読むだけではなく思い出す練習をする学習法です。
例えば、教科書を閉じて「この用語の意味は何?」と自分にクイズしてみるだけで、記憶ネットワークが強化されます。

ミニクイズ例

  • 今日覚えた単語や公式を、何も見ずにノートに書き出す

まとめ|分散学習で短時間でも暗記できる!合格に近づく学習法とは?

ここまで、分散学習の基本から具体的な活用法まで解説してきました。
最後にポイントをまとめて、今日から行動できるようにしましょう。

忙しい日々でも、1日10分から始められるのが分散学習の魅力です。
テスト式学習と組み合わせれば、短時間でも暗記効率はぐっと高まります。


✅ 今日できることチェックリスト

  • 覚える内容を3つに絞る
  • 覚えたらテスト式で思い出す
  • 明日の復習タイミングを手帳やアプリに記録

今日から分散学習を取り入れて、合格に一歩近づきましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして!
40代から「さすがにそろそろ資格ぐらい持ってないとマズいな…」と思い、
勉強を始めた普通の会社員です。

実は、今さら周りの人に「資格の勉強を始めた」なんて言うのもちょっと気恥ずかしくて、
こっそりこのブログを始めました(笑)

なぜ最初にFPを選んだかというと、
これから先、給与所得だけで生きていくのは厳しいかもしれないと感じたからです。

将来が不安で、「投資を始めたほうがいいのかな…」とも思ったのですが、
正直、**NISA?iDeCo?なにそれ?**というレベルで、何から手をつけていいかすらわかりませんでした。

それなら、お金についてちゃんと基礎から学び直そうと思って調べていたところ、
出会ったのが「FP(ファイナンシャル・プランナー)」という資格でした。

資産運用だけでなく、保険・税金・年金・ライフプランなど、
お金に関する幅広い知識が学べると知って、「これは一石二鳥かも!」と思い、勉強を始めることにしました。

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