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ストーリー法で記憶力アップ!勉強が楽しくなる覚え方の極意とは?

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覚えられない?それ、物語に変換すればいい

「覚えたはずなのにテストになると出てこない…」
「参考書を読んでも内容が頭に入ってこない…」

そんな経験、ありませんか?

実は“ただ読むだけ”の勉強では、脳に定着しづらいのが当然。
記憶を強化するには、脳のメカニズムに合った方法が必要なんです。

そこで注目したいのが「ストーリー法」
感情やイメージに訴えかけるこの方法は、記憶の定着率をグンと上げてくれる驚異の学習法です。


目次

ストーリー法とは?記憶力がアップする3つの理由

ストーリー法は、記憶に必要な「意味・感情・順序」の三要素をすべて備えた、まさに記憶の三種の神器。
この3つが揃うことで、脳は情報を“ただのデータ”ではなく“自分の体験”として保存してくれます。

ここでは、なぜストーリーで覚えると記憶に残りやすいのか、脳科学と心理学の観点から解説します。

① 意味づけされると脳が情報を保持しやすい

人間の脳は、意味のある情報を優先的に記憶する性質があります。
これは「意味記憶」と呼ばれ、文脈や因果関係がある情報の方が長く記憶に残ります。

② 感情やイメージが記憶のフックになる

心理学の研究では、感情と結びついた記憶(感情記憶)は、長く脳に残りやすいことがわかっています。
特に、脳の扁桃体(へんとうたい)が活性化すると、記憶をつかさどる海馬との連携が強まり、情報がより深く定着します。
笑ったり、驚いたり、共感したストーリーは、ただの単語よりもはるかに忘れにくいのはそのためです。

③ 順序のある物語は「エピソード記憶」として残る

出来事の流れを覚える力=「エピソード記憶」は、人間の記憶の中でも強力。
物語には始まり・展開・結末があるため、順番に思い出しやすくなる効果があります。


結論|ストーリー法は「記憶の味方」になる最高の戦略

気合いよりも戦略が記憶を変える。
ストーリー法は、意味・感情・順序という脳が得意な要素をすべて備えた最強の記憶メソッドです。

単語だけの暗記は“静止画”のようなもの。
一方、ストーリー法は“映画”のように、流れと感情があるから脳に残りやすい。
あなたの記憶に、物語という“映像”を刻みましょう。


勉強にどう使う?ストーリー法の実践ステップ

知識をストーリーに変える方法、気になりますよね?
ここでは、ストーリー法を勉強に取り入れる3ステップを、行動しやすい形でまとめました。

【ストーリー法の3ステップ】

  1. 覚える要素を洗い出す(どんな情報を記憶したい?)
  2. 物語に変換する(キャラやシーンを設定して感情を加える)
  3. 声に出して語る(=テスト式学習+アウトプット)

Step1|覚えたい情報を洗い出す

まずは「何を覚えたいか」を整理します。
例:
・FP3級:税制控除の種類
・簿記:勘定科目の分類
・歴史:出来事と年号の関係


Step2|ストーリーに組み立てる

次に、それらの情報を日常やキャラクターの物語に変換します。

【例1:FP3級の税制控除】

フリーランスの佐藤さんが、確定申告に悩んでいる。
家族の扶養で配偶者控除が使えそう。
医療費も10万円を超えたから控除対象に…。
結果、10万円以上の節税に成功!

【例2:ライフプランニング6つの係数】

昔々、ある村に6人の兄弟がいました。
長男のゲンカ(現価係数)は未来の価値を今に変える力を持ち、
次男のシュウカ(終価係数)はお金を未来に増やす魔法を使い、
三男のネンゲン(年金現価係数)は贈り物を今の価値に換算し、
四男のネンシュウ(年金終価係数)は未来に積み上げる係、
五男のゲンサイ(減債基金係数)は借金返済の計画を立て、
末っ子のシホカイ(資本回収係数)は投資の回収を管理していた。

【例3:社会保険の種類】

健康なケンちゃんが、介護が必要な祖母を助けるために厚生年金で資金を調達。
雇用保険で仕事を見つけ、労災保険で安全に働くことを誓った。


Step3|思い出しながら声に出す=最強の記憶ブースト

ストーリーを思い出しながら口に出して語ることで、記憶がさらに強化されます。
これは「思い出す練習(=テスト式学習)」そのもの。

さらに、声に出すことで聴覚や運動の感覚も使うため、脳の複数領域が同時に刺激され、記憶の定着率が飛躍的にアップします。

✅ 誰かに説明するつもりで話すと、さらに効果倍増!


FPや資格勉強にも使える!ストーリー法の具体例

FP3級・宅建・簿記などの資格試験で、実際にどうストーリー法を活かすか、具体例を交えて解説します。

・FP3級:税金で悩む3人家族のストーリーに各種控除を登場させる
・宅建:土地を買った田中さんが登記トラブルに巻き込まれる
・簿記3級:コンビニバイトの一日を仕訳で物語化する


ストーリー法と相性抜群の学習テクニック3選

ストーリー法は単体でも強力ですが、他の学習法と組み合わせるとさらに効果倍増します!

1.記憶の宮殿(場所法)と併用

部屋ごとに情報を置くイメージで、ストーリーの登場人物やシーンを割り当てます。

2.語呂合わせの補完に使う

語呂だけでは弱いと感じる部分に、短いストーリーを追加することで理解と記憶が両立。

3.テスト式学習と組み合わせる

ストーリーを思い出す=情報を引き出す練習になるので、復習効果も倍増します。


まとめ|ストーリー法は“覚えられない”を変える魔法

覚えられない…という悩みの多くは、“方法”の問題です。
ストーリー法は、あなたの記憶力と勉強効率を変えてくれる実践的な武器です。

意味のある物語、感情の動き、順序の流れ。
それらを組み合わせていくことで、勉強はもっとラクに、もっと楽しくなります。

バラバラだった情報が、物語でつながると記憶に定着する。
ストーリーは、あなたの脳にとって“記憶の接着剤”になるのです。

まずは1つ、今日の勉強にストーリーを加えてみてください。
あなたの記憶が、確実に変わり始めます。

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この記事を書いた人

はじめまして!
40代から「さすがにそろそろ資格ぐらい持ってないとマズいな…」と思い、
勉強を始めた普通の会社員です。

実は、今さら周りの人に「資格の勉強を始めた」なんて言うのもちょっと気恥ずかしくて、
こっそりこのブログを始めました(笑)

なぜ最初にFPを選んだかというと、
これから先、給与所得だけで生きていくのは厳しいかもしれないと感じたからです。

将来が不安で、「投資を始めたほうがいいのかな…」とも思ったのですが、
正直、**NISA?iDeCo?なにそれ?**というレベルで、何から手をつけていいかすらわかりませんでした。

それなら、お金についてちゃんと基礎から学び直そうと思って調べていたところ、
出会ったのが「FP(ファイナンシャル・プランナー)」という資格でした。

資産運用だけでなく、保険・税金・年金・ライフプランなど、
お金に関する幅広い知識が学べると知って、「これは一石二鳥かも!」と思い、勉強を始めることにしました。

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