資格勉強を始めたいけれど、毎日忙しくて「勉強する時間なんてない」と感じていませんか?
私も同じです。仕事や家事、移動に追われ、あっという間に夜。疲れてスマホを眺めるだけで寝落ちする日々が続き、「このままじゃ一生資格が取れないかも…」と焦りを感じました。
しかし、調べて実践してわかったのは、少しの工夫で勉強時間は作れるということ。
今回は、私自身も取り入れている「スキマ時間を活かす資格勉強の時間の作り方7選」を紹介します。
忙しい社会人、主婦、学生の方にも役立つはずです。
資格勉強の時間が足りないと感じる理由
資格勉強をしていると「1日24時間じゃ足りない…」と思うことが多いですよね。
ここでは、忙しい人が時間不足を感じる主な原因を整理します。
仕事や家事、育児で毎日が埋まる
社会人なら朝から晩まで仕事。
主婦なら家事や育児に追われ、自分の時間は深夜のみという日もあるでしょう。
例えば私も、仕事が終わるとクタクタで帰宅後は晩ご飯→洗濯→お風呂→翌日の準備→寝る…
このルーティンで1日が終わっていました。
疲れて机に向かう気力が出ない
帰宅後や家事が一段落した後、「さあ勉強!」と思っても、疲れてウトウト。
テキストを開いても頭に入らず、結局スマホを眺めて終了…。
スマホやテレビで気づくと1時間過ぎている
現代人あるあるですが、SNSやYouTube、テレビをつけっぱなしにするとあっという間に1〜2時間過ぎます。
この「気づいたら時間が消えている」状態が、最も恐ろしい時間泥棒かもしれません。
資格勉強の時間を作る7つの方法
ここからは、忙しい人でも確実に時間を作り出せる具体的な方法を7つ紹介します。
私もこれらを少しずつ実践し、着実に勉強時間を増やしています。
1. 朝5分だけ早起きする
「早起きは無理!」と思う人も多いですが、いきなり30分早起きする必要はありません。
まずは5分早起きするだけでOK。
朝の5分間は、夜の疲れ切った30分よりも集中力が高く、暗記効率が良いことが多いです。
例えば私は、目覚ましを5分早め、ベッド脇にテキストを置いておきます。
起きたらそのまま1ページ読む。たったこれだけでも「今日も勉強した」という達成感が得られます。
さらに慣れてきたら10分、15分と増やしていきましょう。
2. 通勤時間を耳学習にあてる
通勤電車でテキストを広げるのが難しい場合は、耳学習がおすすめです。
- 資格講座の音声講義
- アプリの一問一答モード
- 自分で録音した暗記事項
満員電車でスマホを操作できなくても、イヤホンさえあれば学習可能です。
私はスタディングFP講座の音声だけを流し聞きしていますが、毎日20分でも積み重なると週に100分以上勉強できています。
3. スマホ時間を勉強時間に置き換える
ついSNSやゲームを開いてしまう人は、まず「テキスト1ページだけ読む」というルールを作りましょう。
例えば:
- Twitterを開く前にテキストを1ページ読む
- YouTubeを見る前に暗記カードを3枚確認
この小さな置き換えだけで、月に数時間分の勉強時間が生まれます。
スマホホーム画面を資格学習アプリにするなど、導線を変えるとさらに効果的です。
4. 家事の合間に短時間学習を挟む
料理の煮込み時間や洗濯の待ち時間など、立っていても勉強できる時間は意外と多いもの。
- 煮込み時間に暗記カード確認
- 食洗機セット中にテキスト見出し読み
- 洗濯干しながら音声講義を聞く
私は食洗機稼働中の5分間に、FPの税金分野の語句を覚えました。
この5分×1日2回で10分。1か月で5時間分になります。
5. スケジュールに「勉強時間」を予定として入れる
忙しい人ほど、予定に入っていないことは後回しになります。
例えばGoogleカレンダーに
「7:00-7:15 FPテキスト」
とブロックするだけで、心理的に「予定=やること」になります。
また、冷蔵庫やデスクに「朝活15分」と貼り紙するのもおすすめ。
視覚化することで「やらなきゃ」と意識できます。
6. 休日の朝にまとめて学習する
平日はスキマ時間中心でも、週末は30〜60分のまとまった勉強時間を取ると知識が定着します。
例えば:
- 平日5分×5日=25分
- 休日30分
これだけでも週に55分(約1時間)確保できます。
1か月で約4時間、FP3級なら半年で合格レベルに届きます。
7. 家族に宣言して協力を得る
「毎朝15分だけ勉強するから協力してね」と家族に伝えると、サボりにくくなります。
特に小さなお子さんがいる場合、家族に協力してもらわないと勉強時間確保は難しいもの。
私も「FPの勉強終わったら一緒に遊ぼうね」と子どもに伝えることで、お互い納得感を持って時間を使えています。
時間を作るためにやめたこと(実例)
ここで、私が勉強時間を作るためにやめたことも紹介します。
スマホゲームをアンインストール
1プレイ3分のパズルゲームも、気づけば30分。
思い切ってアンインストールすると、スッと時間が空きます。
休日のダラダラ2度寝
休日に2度寝してしまうと、起きたときに罪悪感が残ります。
代わりに起きたらコーヒーを淹れ、5分だけ勉強するルーティンに変えました。
資格の種類別|勉強時間目安
ここで、主要な資格の勉強時間目安をまとめます。
これを目安に、1日どれくらい勉強時間を作るべきか計画してみてください。
資格名 | 合格までの目安時間 | 1日30分の場合 |
---|---|---|
FP3級 | 約60〜80時間 | 約4〜5か月 |
簿記3級 | 約80〜100時間 | 約5〜6か月 |
宅建 | 約300〜350時間 | 約12か月 |
宅建は長期戦になるため、スキマ時間+休日勉強でコツコツ積み上げることが重要です。
資格勉強の時間を作る工夫|その他のアイデア
ここまで7つ紹介しましたが、他にも役立つアイデアを箇条書きで紹介します。
- 会社の昼休みに10分だけ暗記カードを確認
- トイレのドアに重要語句を貼る
- 入浴中に防水タブレットで音声学習
- 勉強した時間を記録してモチベ維持
- カフェ勉強で気分転換
いずれも「日常生活の中で無理なく取り入れられる」工夫です。
まとめ|資格勉強の時間は工夫次第で作れる
資格 勉強 時間 作り方 は、忙しい毎日でも実践可能です。
私も以前は「時間がないから無理」と思っていましたが、
✅ 朝5分早起きする
✅ 通勤時間に耳学習する
✅ スマホ時間を勉強に置き換える
…これらを組み合わせるだけで、1日20分以上の勉強時間を確保できています。
資格試験は、今日5分やった人が、やらなかった人よりも1歩リードできます。
ぜひ、まずは「朝5分早起き」から始めて、合格に近づく一歩を踏み出してみてください。
